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ヘルペスの母子感染の確率はどれくらい?

ヘルペスウイルスに母親が感染している場合、妊娠から出産に至るまでに赤ちゃんにうつしてしまう母子感染が起きる可能性があります。どれくらいの確率で起きるかは、産道を通るときが多くて90%と高く、経胎盤子宮内感染が5%で出産後の濃厚なスキンシップによって5%ほどです。これは初感染していてなおかつ症状が発症しているときには50%の確率で起きるため、医師も出産前に適切な治療を提案してくれるでしょう。症状がない場合でも33%の確率で母子感染が起こってしまう場合があり、初感染ではなく再発で症状がある場合に4%前後となっています。

母子感染で厄介なのは、赤ちゃんに感染し重症化すると命の危険が起こりうる点です。妊娠初期や中期で、胎盤内で感染が起こってしまった場合、赤ちゃんが影響を受けて流早産を起こすことがあります。また、先天性単純ヘルペス感染症を起こし、生まれてからすぐに水ぶくれや傷あとのような瘢痕が皮膚に現れます。目に病変が現れた場合には、網脈絡膜炎や角結膜炎に小眼球症などが起きる可能性があるとても危険な状態です。脳内に影響が出てしまったときは、中枢神経異常になる場合や脳内石灰化や脳が欠損したり小さくなっていたりする無脳症が起こりえます。小頭症や低出生体重児などになることも多いため、ヘルペスの症状を軽視してはいけません。

妊娠後期になると性行為を行うことができますが、このときにヘルペスに感染子発症することが内容にコンドームの使用を行うか、出産するまで性行為を行わないようにするなどして十分に注意する必要があります。生まれてきて全身感染した赤ちゃんは、免疫力が十分ではなく悪化しやすいことを忘れてはいけません。数日経過してから目にみえる症状が現れることもあって、皮膚や口内に水ぶくれができたり発熱したり、哺乳力が弱いといったことがあるでしょう。肝機能に異常が出たり呼吸障害があったりして出血などがみられると命の危険があります。

ヘルペスの症状があったり妊娠中に感染したりし場合、使える薬は限られてしまいます。また、産道を通るときに感染させないよう臨月近くに初感染があったときには帝王切開を選択することになる人もいるでしょう。母子ともに命に関わってくるため、妊娠を考えている人はヘルペスウイルスに注意し妊娠中の性行為にも注意を払いましょう。家庭内に発症者がいる場合には、直接接触しないように注意しつつ、食器やタオルなどを共用しないように配慮しましょう。